子どもさんにやさしく、お母さんに親切な診療を。カバ先生がいる太宰府のまつもと小児科です。

まつもと小児科へようこそ!
まつもと小児科へのお問い合わせ番号092-929-1358

まつもと小児科への
ご予約・お問い合わせはこちらまで

インフルエンザワクチンの話題

今年のインフルエンザワクチンはパワーアップしてモデルチェンジしました。これまでのワクチンにはA型インフルエンザが2種類とB型インフルエンザが1種類含まれていました。B型インフルエンザには主にビクトリア系と山形系と呼ばれる2種類の株が存在し、どちらの系統のB型が流行するかを予測して、その内の一方のみを含むワクチンを製造してきました。時にはその予測が外れることがあり、「今年のインフルエンザワクチンは効きが悪い」といった悪評の原因になっていました。諸外国の例にならい日本でも、今年からはB型が2種類で総計4種類の株を含むインフルエンザワクチンで予防接種をすることになりました。モデルチェンジに伴いメーカーはワクチン価格の大幅な値上げをしてきましたので、やむなく接種料金の値上げを強いられております。市から補助が出ている高齢者のインフルエンザワクチン自己負担額が、1000円から1500円に値上げされたことにならい、一般の人の接種料金も500円程度の値上げになっているところが多いようです。

値上げになり今年はワクチンをやめようかとお考えの方にはありがたくない情報です。今年のインフルエンザの流行は例年になく早く、ニュースなどでもお聞きかと思いますが、関東では9月にはインフルエンザで学級閉鎖になった学校が出ました。今週に入り福岡市南区の小学校で次々にインフルエンザの発生が報告されており、隣接する筑紫地区も他人事では済まされない状況です。今年の流行が大流行か小規模かはまだわかりませんが、いずれにしろ例年より早めの対応が肝心でしょう。うがい・手洗いによる予防は言うまでもありませんが、インフルエンザワクチンをご希望の方は早めの予約や接種をお勧めします。