梅雨が明けて夏本番!こどもたちの夏かぜ・皮膚トラブル・熱中症対策
こんにちは!コカバ先生です。
福岡も梅雨がようやく明け、太宰府も例年通り厳しい暑さの夏を迎えましたね。こどもたちは夏休みやお出かけを前にワクワクしている頃ではないでしょうか。
夏を元気に思いっきり楽しむために、この時期に小児科で増える「夏かぜ」「皮膚トラブル」「熱中症」の3つのポイントと、ご家庭での対策についてお話ししますね。
1. 夏にかかりやすい「夏かぜ」に注意
冬の風邪は乾燥した環境で流行しますが、夏の風邪は「高温多湿」を好むウイルス(エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなど)が原因になります。
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主な夏かぜ: 今年は2年ぶりに手足口病、ヘルパンギーナといった夏かぜが大流行しています。
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特徴と対策: のどに強い痛みや水ぶくれができることが多く、食べ物や水分を受け付けなくなって脱水症状を起こしやすくなります。熱中症対策も兼ねて、麦茶や幼児用の経口補水液などで「こまめな水分補給」を心がけましょう。熱がなく、ブツブツの発疹だけであれば、基本的には保育園も登園できる感染症として扱われます。
2. 汗や紫外線による「皮膚トラブル」
こどもは大人に比べて汗腺の密度が高く、とても汗っかきです。さらに皮膚のバリア機能がまだ未熟なため、夏の環境は肌トラブルが起きやすくなります。
あせも・とびひ(伝染性膿痂疹): 汗をかいたまま放置すると「あせも」ができ、それを掻き壊した傷口から細菌が入ると、瞬く間に広がる「とびひ」になってしまいます。
また、今年の手足口病は症状が強い子が目立ちます。特に、もともとお肌が弱く、湿疹ができやすい子たちは特に酷くなりやすいのかな、という印象です。最初は手足口病の症状でも
だんだん症状が悪化してきて、とびひになってしまうこもしばしばみられます。
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対策: 可能なら、汗をかいたらその都度こまめにシャワーでしっかり汗を流すことをお勧めします。もしくは濡らした柔らかいタオルで優しく押さえるように拭き取ってあげましょう。また、日焼けはお肌のバリア機能を低下させるため、こども用の日焼け止めや帽子を使った紫外線対策も忘れずに行いましょう。
3. 最も警戒したい「熱中症」
こどもの体は体温調節機能が十分に発達していません。特に地面に近いベビーカーの中や、照り返しを受ける身長の低い子どもたちは、大人以上に高温の環境にさらされています。
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対策のポイント:
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「のどが渇く前」に水分を: こどもは遊びに夢中になると喉の渇きを忘れてしまいます。大人が時間を決めて水分を勧めましょう。
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適切なエアコンの使用: 室内にいても熱中症は起こります。設定温度にこだわりすぎず、室温が26〜28度を超えないよう上手にエアコンを活用してください。
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「おかしいな」と思ったら: 「元気がなくぐったりしている」「おしっこの回数が少ない・色が濃い」「呼びかけへの反応が鈍い」ときは、すぐに涼しい場所へ移し、体を冷やして水分(塩分)を補給してください。自力で飲めない場合や意識がうとうとしているときは、迷わず医療機関を受診してください。
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夏のかぜや肌荒れは、「早めの対処」で長引かせずに治すことができます。「夜のあいだに熱が出た」「あせもが赤くなって痒そう」「これって熱中症かな?」など、少しでも不安なことがあれば、どうぞ遠慮なく当院にご相談ください。
地域の安心できる「かかりつけ医」として、こどもたちがこの夏を笑顔で元気に乗り切れるよう、しっかりサポートいたします。
しっかり食べて、しっかり睡眠をとって、楽しい夏を過ごしましょう!
P.S. アイキャッチの写真は先月まで大濠公園の日本庭園でやっていた「宙 SORA」というナイトアートイベントでの一枚です。とても幻想的で感動しました✨