血液検査・感染症迅速検査

血液検査・感染症迅速検査

血液検査でわかること

血液検査は、発熱や体調不良の原因を考えるうえで重要な情報を得る検査のひとつです。
当クリニックでは、お子様の症状や経過をふまえながら、必要に応じて血液検査を行い、治療方針の判断に役立てています。

炎症反応から感染症の考え方を整理

小児科でよく確認する血液検査項目のひとつに「炎症反応」があります。
これは、発熱などの症状が細菌感染によるものか、ウイルス感染によるものかを考える手がかりとなる検査です。
一般的に、細菌感染では抗菌薬による治療が選択肢となることがありますが、ウイルス感染では経過をみながら対症療法を行うことが多く、治療の考え方が異なります。
炎症反応を確認することで、抗菌薬を使うかどうかを慎重に判断していきます。
高熱が出ていても、ウイルス感染の場合は数日で解熱傾向となることも少なくありません。
当クリニックでは、お子様の機嫌や水分摂取の様子、症状の経過なども含めて総合的に判断し、必要な場合に血液検査を行っています。

アレルギー

近年、乳幼児期から慢性的な湿疹や皮膚トラブルが続くお子様も多く、その背景としてアレルギーが関係している場合があります。
血液検査によるアレルギー検査では、特定の食物や環境因子に対する反応の有無を確認することができます。
症状や経過をふまえ、必要に応じて経口負荷試験などをご案内することもあります。

感染症迅速検査について

感染症迅速検査は、簡易キットを用いて短時間で原因となる病原体を調べる検査です。
診断の手助けとなり、今後の治療や園・学校生活への対応を考える際の参考になります。

迅速検査で確認できる主な感染症

当クリニックでは、症状や経過をふまえたうえで、医師が必要と判断した場合に迅速検査を行っています。

  • インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス
  • RSウイルス
  • ヒトメタニューモウイルス
  • アデノウイルス
  • 溶連菌
  • マイコプラズマ
  • ノロウイルス
  • ロタウイルスなどの検査が可能です。

検査は「治療のために必要かどうか」を重視して判断しており、不安を解消する目的のみの検査については、状況に応じてご説明しています。

検査が必要となる症状の目安

血液検査や迅速検査は、すべての発熱や体調不良で行うわけではありません。
発熱が続いている場合や、元気がなくぐったりしている場合、症状の経過が典型的でない場合などに、検査を検討します。
診察では、検査を行うかどうかも含めて、症状や生活状況を丁寧に確認しながら判断しています。

検査が必要となる症状の目安

検査の流れと所要時間

検査の内容や混雑状況によって、所要時間は前後することがあります。

迅速検査の流れ

迅速検査は、鼻やのど、便などから検体を採取し、数分から30分程度で結果が出る検査です。
どの検査を行うかは医師が判断し、保険適用外となる検査については事前にご説明しています。

迅速検査の流れ

採血で行う検査内容

院内で行える検査として、血球計数検査(貧血など)やCRP検査、血糖値測定があります。
これらは15分程度で結果が出るため、当日中にご説明が可能です。
アレルギー検査や肝機能・腎機能検査などは外部委託となり、結果までに数日かかることがあります。

採血で行う検査内容

採血方法と安全への配慮

検査項目が少ない場合は、指先からごく少量の血液を採取して行えることもあります。
検体量が多い場合は、肘や手の甲の静脈から採血を行います。
お子様の血管は細く、動いてしまうと安全に採血できないことがあります。
そのため、必要に応じてスタッフがやさしく体を支え、安全を確保したうえで採血を行っています。また、短期的な点滴や静脈路確保が必要な場合には、点滴針から血液を採取し、負担をできるだけ少なくする工夫を行っています。

採血方法と安全への配慮

検査結果のご説明について

院内検査の結果は、当日中に医師からご説明します。
結果をふまえて、経過観察とするか、治療を行うか、必要に応じて専門医療機関をご案内するかを判断します。
症状や検査結果については、できるだけわかりやすくお伝えし、ご家庭での過ごし方についてもご説明しています。

太宰府市通古賀で血液検査・感染症迅速検査をお探しの方へ

太宰府市のまつもと小児科医院では、お子様の症状や年齢、生活背景をふまえながら、必要な検査を適切なタイミングで行うことを大切にしています。
「検査をしたほうがいいのか迷っている」「結果についてきちんと説明を聞きたい」と感じた際は、どうぞお気軽にご相談ください。

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