予防接種
生後2ヶ月を過ぎたら
ワクチンデビューを!
赤ちゃんは免疫が未熟であり、病気(感染症)に弱いとされています。赤ちゃんが感染症にかかると重症化したり、重い後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ることもあります。
産まれる時にお母さんからもらった免疫も生後5~6か月ほどで無くなるため、それまでに予防接種で免疫を付けることが重要です。何から始めるか、どの順番がよいのか、早いうちから一緒に考えましょう。
また、当院では子宮頸がんワクチンの接種も行っております。お気軽にご相談ください。
予防接種の時間帯
予防接種の時間帯は、基本14時15分〜15時で予約制です。
当院では、予防接種の時に病気の子どもたちと接触しないように、診療時間を分けています。
平日の午後14時15分〜15時の間は健診や予防接種を優先し、一般診療を制限しています。なるべくこの時間にご予約ください。その時間帯の来院が困難な方には午前中の10時~10時30分、午後の16時~16時30分も受け付けていますが、その場合一般診療と並行して行います。時間の都合がつきにくい方は、医師またはスタッフまでご相談ください。
予防接種の種類
- 【定期接種】
- 以下の予防接種は、無料で受けられます。(予防接種を受ける年齢により有料となります。)
- ロタウイルス
- Hib(ヒブ)
- 肺炎球菌
- B型肝炎
- 四種混合
- 五種混合
- BCG
- 麻しん風しん(MR)
- 水痘(水ぼうそう)
- 日本脳炎
- 二種混合
- 子宮頸がん(2価、4価、9価)
予防接種の接種時期や回数、その他予防接種に関する様々な疑問は、遠慮なくお尋ねください。
- 【任意接種】
- 以下の予防接種は、有料です。ご家族の希望により接種可能です。
- おたふくかぜ
- インフルエンザ
- 三種混合
- 風しん
予防接種のQ&A
予防接種に関するよく頂くご質問にお答えしています。
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Q1予防接種を受けた後の運動や入浴はしていいでしょうか?
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A1予防接種後30分は安静にして、子どもさんの様子を観察しておいてください。それ以降は普通の遊びや運動は差し支えありませんが、激しい運動は避けてください。入浴は発熱がなければ普通通りに可能です。注射部位はこすらないようにしてください。
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Q2同時接種は大丈夫でしょうか?
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A2予防接種は単独で受けても数種類同時に受けても、副反応の頻度や程度は変わらないといわれています。逆に一つずつ受ける場合には、すべての接種が終わるまでに時間がかかり、その間は赤ちゃんの病気に対する抵抗力が不十分なため、多くの小児科医は、赤ちゃんが病気にかかる危険性が高い状態にあることを心配しています。
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Q3病気が治った後、どのくらい経過すれば予防接種を受けることができますか?
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A3病気の種類で多少の違いがあります。麻しんの場合は治癒してから4週間、おたふくかぜや水ぼうそうの後は2-4週間、一般的な風邪程度でしたら治癒後1-2週間といわれています。病気の程度や患者さんの状態にもよりますので、日ごろから病気の時も予防接種もかかりつけの先生に相談し、総合的に判断してもらうのがよいでしょう。
乳幼児健診のご案内
当院では4か月、10か月、1歳半健診を行っています。
月、火、木、金の14時から一般の診療とは分けて行っています。ご予約の上、14時までにはご来院ください。
また、保育園の健診や就園前健診も行っています。忘れずに母子手帳をお持ちください。