お知らせ
寒波とインフルエンザ
昨年の年末は暖冬のため気温や湿度が高く、インフルエンザの流行は見られませんでした。お正月も三が日は暖かでしたが先週の週末より気温が下がり、今週になり寒波の襲来と共にインフルエンザの流行宣言がなされました。筑紫地区でもインフルエンザの患者さんが増え、いくつかの幼稚園や保育園では集団的な発生も見られているようです。インフルエンザウイルスは低温や乾燥した環境で活動性が増すので、寒波の襲来にともないインフルエンザの流行がやってきたのは当然ともいえます。
今年の冬は暖冬との予測でしたが1月後半は平年より低温との予報が出ており、特に来週になると南岸低気圧の通過に伴い、雪が降ったり北日本では吹雪の可能性も言われています。今年はインフルエンザとは無縁で過ごせると思っていましたが、これからしばらくは警戒が必要です。遅ればせながらワクチンを接種したり、日頃のうがいやこまめな手洗いを励行しましょう。高熱やせきで体調が悪い時には早めの受診や、せきエチケットとしてマスクの着用を心がけてください。